包帯巻きの技術を競う競技です。複数の審査項目を設け、総合ポイントで競います。
準決勝までは足関節の包帯巻き、3位決定戦は両足関節に加え、右肩関節の包帯巻きを行います。
決勝戦は両足関節に加え、右膝関節、右手第2・3指、右肩関節の包帯巻きを一度に続けて行います。
制限時間
1回戦から準決勝まで:40秒
3位決定戦:2分
決勝戦:4分
1回戦から準決勝まで:左右足関節を交互に巻く
3位決定戦:両足足関節、右肩関節
決勝戦:左右足関節、右膝関節、右手第2・3指、右肩関節
※タイムオーバーは失格
※包帯を落としたら失格(2018年大会より追加)
※ヒールロックは、入れても入れなくてもOKとします
足関節 | 使用包帯:巻軸(綿)包帯 4裂1/2 | 膝関節 | 使用包帯:弾性(伸縮)包帯 3裂 |
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第2・3指 | 使用包帯:巻軸(綿)包帯 6裂1/3 | 肩関節 | 使用包帯:巻軸(綿)包帯 3裂 |
刺鍼の技術と速さを競うコンテストです。
片手の挿管により、1番3寸を1分30秒で鍼台に10本打ち込み、正確さと速さを競います。
制限時間 1分30秒
片手挿管による刺鍼の正確性と速さを競います。
●1分30秒の残り時間を基本ポイントとします (例) 残り時間 45秒 → 45ポイント
・スタート時の姿勢は立位
・直径3mmの丸の中に打ち込む
・必ず弾入(軽くはじくように叩く)で鍼を刺入をすること
・刺入深度…1cm
・刺入角度…直刺(80°以上)
・ご自分の鍼管の使用可 ※ただし、穴あき(片窓)鍼管の使用は不可
・時間内なら、何度刺し直してもOK
・制限時間内に、10本刺し終えることができなかったら、失格
・位置…3mmの丸からはみ出したら、マイナス10ポイント
・鍼入深度…4mm以上の誤差は、マイナス1ポイント
・弾入で刺入していない場合はマイナス3ポイント
・鍼を落としたら、マイナス3ポイント
・鍼体が曲がったら、マイナス3ポイント
以上を規定とし、同点の場合は直刺の本数が多い方が勝ち、それでも決まらない場合は、サドンデスで順位を決定します。
矯正王審査規定
審査では「Posen(ポーズン)」を用いて、首、肩、腰、膝 の10項目の視点から身体のゆがみをAI分析。
首 :耳左右傾、耳前後傾、首前後傾
肩 :左右高低差、前後傾
腰 :左右高低差、前後傾
膝 :左右高低差、前後傾、角度(X脚 or O脚)
※iPadで写真を2枚(正面、側面)撮影します。お着替えや装着物などは不要です。撮影・分析は30秒程で完了します。
※自動でお顔にモザイクがかかるAI機能を実装しますので、モデルの皆様の個人情報等はご安心ください。
以下の基準を満たす器具の使用を可とします。(※但し施術前に審査員のチェックを受け、認められるものに限ります)
・外部の電源を必要としないもの(内臓電池・乾電池も不可)
・1人で施術が可能なもの
・施術時間中に取り外しができるもの
以上の施術前後の数値から審査。
制限時間:評価1分/施術2分/説明1分
また、患者評価として、
「施術を受けてみてどうだったか」
さらに、審査員評価(安全性・患者さんへの配慮・医療家らしさ・アプローチ等)を加え、優勝者を決定します。
選択回答式の問題を出題します。問題はスクリーン上に1問ずつ表示され、回答を手元の用紙から選びスマホ等を使って回答します。
予選:選択回答式の問題を出題します。問題はスクリーン上に1問ずつ表示され、回答を手元の用紙から選び、記入します。得点上位者5名を選出し、決勝戦を行います。
決勝戦:早押し形式の問題です。5問先取で優勝となります。
患者さんに対する問診から診断までを8分間の制限時間の中で実際に行い、診断の的確さや説明の内容、患者さんへの接遇力を競う競技です。
※第22回医療オリンピックC-1全国大会では開催しません。