柔道整復師・はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師が医療の技術・知識を競い合う大会

　今日、私たちを取り巻く生活環境は、大きく変化しています。利便性の向上、情報化社会、労働形態の変化等により便利で快適な生活を送ることができるようになった反面、運動不足やストレスの増加は私たちの疾病状況を大きく変化させました。さらに、世界に先駆けて超高齢化社会に突入した我が国において、徒手整復の専門家である柔道整復師、はり師・きゅう師、あん摩マッサージ指圧師の役割はますます重要になっています。
　そのためにも、国民医療の一翼を担う私たちは自らの診断力・治癒力・人間力を磨き続けなければなりません。医療オリンピックC-1 が皆様にとって大きな目標となり、楽しみながら伝え、楽しみながら学び、楽しみながら競い、そして楽しみながら成長する場となることを切に願っております。
　今回の医療オリンピックC-1 は、北海道、関東、中部、近畿、中四国、九州沖縄大会を勝ち上がった強者が本日一堂に集まります。将に、ここ東京国際フォーラムで日本一の技術と知識を皆様の前で競い合います。
　特別講演は、公益社団法人日本柔道整復師会　理事/ 保険部長の三橋裕之先生に、「柔道整復師の現状と将来について～これからの柔整師の皆さんへの提言」という演題でご講演をいただきます。私たちは日々の治療に専念することは勿論のこと、これからは業界全体のことを考え、そして行動していかなければなりません。
　この素晴らしい整骨医学や東洋医学を医療のファーストステージに、真の国民医療にするために、本日お集まりいただきました皆様とともに、新しい一歩を歩んで参りたいと思います。

整骨院振興協同組合 代表理事 近藤昌之